前へ
次へ

明るいお葬式がどんどん増えている

色とりどりの花々に友人からのメッセージ、入り口にはウエルカムボード、そして横には笑顔の写真という具合に、まるで結婚式の会場に来たのかというぐらいのお葬式が増えてきています。
近年では、結婚式もお金をかけるプランと、そうでないプランを用意しているところが多くなりましたが、同様なプランをお葬式でも提案する葬儀社が増えてきました。
お葬式をどのような場にするのかを大前提として、単なる儀式ではなく、故人がどう生きたのかを振り返りながらプランニングすることが大事です。
そうすれば、故人を偲ぶ時間も感動的なものになります。
生花祭壇に蝶やホタルの映像が舞う、プロジェクションマッピングを活用した祭壇などもあります。
葬儀を明るいショー化することに抵抗のある仏教者もいますが、寺院でも近年は変革が進んでいるのが現状です。
檀家制度を廃止し、信徒という扱いいするところもあり、明朗会計、サービス重視のところが増えてきています。
お葬式が家から個へ移り変わる時代だからこその変化とも言えるでしょう。

Page Top